こども発達学科

Department of Child Development

【こども発達学科】授業づくりセミナーを実施しました その1

2025.09.03

お知らせ 保育士への一歩 授業?課外活動
 第5回目となる必威体育こども発達学科「授業づくりセミナー」が、8月9日(土)に新札幌キャンパス 多目的ホールを主会場に開催されました。
 この「授業づくりセミナー」では本学のこども発達学科OB(小学校教員現職)と小学校教員を目指す学生で授業の作り方を研究したり、グループに分かれて意見交換などをして交流を深めるイベントです。今回はこちらのイベントの実施内容についての報告です。
 
 当日は、卒業生22名、現役学生12名、教職員等9名の計43名の参加のもと、本学科2期生の札幌市立中央小学校 村上 裕基教諭による4年「かさ」(光文書院)を題材とした道徳科の模擬授業を中心に、全体会や分科会が行われました。
 冒頭、真狩村立真狩小学校 奥村 崇人教諭の進行により開会式が行われ、学科長の井上 大樹先生からの挨拶や助言者のご紹介の後、授業者による授業の概要説明がありました。
 模擬授業前には、村上先生の声かけでアイスブレイクの時間が設けられ、参加者同士が互いを知ることで会場の雰囲気が和んだ中、授業がスタートしました。

 近年、ICT(情報通信技術)を活用し、コンピュータだけでなくネットワークも活用した授業も行っています。
 今回の授業のポイントの一つが道徳科の授業におけるICTの活用でしたが、本時の課題である「かさを忘れた子にかさをかせばいいの?」に対して、「よい」か「よくない」のか、各自が自分の考えについて実際、教育現場で使用されているICTのオクリンクプラスを用いて表した後、互いに交流したり、教師が全体の中でそれぞれの立場の考えを取り上げたりしながら授業が進められました。
 卒業生も現役生も、子ども役として授業に参加しながら、教師の発問や課題の在り方、実際に活動しながらのICTの活用のあり方などについて、いろいろな考えを巡らせていた様子でした。

 授業づくりセミナーの報告の続きは、近日公開予定の「その2」でさらにご紹介します。ぜひご覧ください。
開会式での井上学科長からのご挨拶

開会式での井上学科長からのご挨拶

村上先生の授業についてオリエンテーション

村上先生の授業についてオリエンテーション

授業前のアイスブレイク

授業前のアイスブレイク

ICTを用いて自分の考えを表す投げ掛け

ICTを用いて自分の考えを表す投げ掛け

タブレット端末で、自分の考えを書き込む

タブレット端末で、自分の考えを書き込む

タブレット端末を持ち寄り、考えを交流

タブレット端末を持ち寄り、考えを交流

  • 発行日: 2025.09.03